2012年09月11日

ストリッパー・ゾンビランド



監督 : ショーン・スケルディング
出演 : ベン・シェパード、ダニエル・ボールドウィン 他

STRIPPERLAND! / 2011 America

原題は「ストリッパーランド!」
邦題に"ゾンビ"を入れたメーカーの方、英断です。

"ストリッパー"の部分が弱い!
露出が多めの衣装… のゾンビはチラホラと。
設定としてはちゃんと使っていて、
それならではのシーンは盛り込まれているものの、
画面にそれが活かされていない。お尻は多い。

いくつもの作品のオマージュで構成されていて、
物語と登場人物は「ゾンビランド」そのもの。
オタク男子一人、タフガイ一人、姉妹が二人。
この4人が最後までパッとしないんですよ、これが。
それも狙っての事だとは思うんですが…

ちなみに物語は…

なんか4人が出会っていろいろ寄り道して、
襲われながらもおばあちゃんの家を目指す。

うん、です。

「ゾンビランド」を見た事がある人はあんな感じで、
ちょっと華が無い風味で想像して下さい。でも、
メジャー作品のあちらにできない事が出来ますね。
それが強みでしょうか。

簡単に言えば、ゴアグロ表現頑張ってます。うん。
ハラワタを引き摺り出し、ビチャビチャと喰う、とか
チェーンソーでゾンビバラバラ、ばら撒き殺法とか
マチェーテ二刀流で首チョンパとか。
まぁなかなかに面白いです。

ただ、あくまでもB級低予算作品ですので、
お金と手間の掛かるグロ部分はそれなりの仕上がり。
モロバレのCGで傷を重ねてる辺りなんか、まぁ。

物語の寄り道は多岐に渡り、
ショッピングモール、カジノ、スターの家、GSなど。
それぞれに見せ場があります。(上記の様な)

カジノではサイコなジジイがストリッパー(ゾンビ)を
飼っていたり実験していたりするのが良かったです。
マッド・ドクター(っぽい素人に見える) 今作の悪人。

スターの家ではモロパクリ
(これはオマージュの域ではない)

GSは良かった。
「ショーン〜」や「ゾンビハーレム」でゾンビの群れに
紛れ込むシーンがありますが、そんな感じで。
相手はストリッパー(ゾンビ)ですから、
こちらも露出して踊らないといけないわけですよ。

で、もう、ココッ!!!

ここの完成度がイマイチなんですよ。
それはつまり…
"露出度"と"スタイル"と"エロス"が足りない!
足りないんですよ… (いや、僕的に。ですよ)

本筋の全ての欲求不満を吹き飛ばして欲しかったなぁ。

全体的に言えるのは「ムードが無い」って事ですね。
ホラーにもエロスにもコメディにもなりきれていない。
残念ながら中途半端だなぁ… と。
そんな風に感じてしまいました。

※コメディというか、ジョークですね。
これが見事に笑えないんですよ。うーん…

ただ、サービス精神は旺盛で、
「トロマ社」の代表、ロイド・カウフマンの友情出演や
「バタリアン」の赤髪パンク女、
リネア・クイグリーの登場。
ゴアシーンでの血糊の量も派手ですし、
内臓いっぱい飛び出すし、
その辺りにはウハウハ感がありますね。

なんと言うか…
「ゾンビランド」のオマージュとして見てしまい、
どうしても比べての完成度に不満が出てしまう。
そこを抜くと結構楽しめる作品だと思うので、
ちょっと勿体無い様な気もしますねぇ。
うーん、惜しい?

☆見所としましては

当初の目的であったお色気はイマイチ。
でも女性ばかりのゾンビ集団はドキッとしますね。
ショッピングモールのガラス越しに見る
ストリッパー(ゾンビ)集団は良かった。

あとは変なジジイが五人も登場しますので、
ジジイフリークの皆さんには必見と言えるかも。

☆総評としましては

★★+0.5 / エロスが足りん!!

何故ポールダンスをしないんだ…

それが一番の感想ですねぇ。
そのポールにゾンビを繋いでたのはわかりますが…
他のシーンでもダンスの熟練度というか、
なんかもう色々足りない感が欲求不満です。

いっそラジオ体操でもいいから
動きを統一してくれれば…

うーん、不満も多く沸く完成度ではありますが、
B級作品としてはむしろ正しいのかもしれません。

決して面白くなくはないんですが、
相手があの「ゾンビランド」ですからねぇ。
とことん裏切って、
もっとハチャメチャにして欲しかった。
(あと、前フリの割にブリーフケースの中身、ヒドい)

本家を観る前には触れてはならない
大事なシーンのネタバレがありますし、
本家を見てからだと、ファンには不満が残る。

ターゲットは
「ゾンビランド」がイマイチ楽しめなかった人。
と、いう事でしょう。納得納得。

あー… もう一回本家を見よう。

目を惹くストリッパー(ゾンビ)さんも居たんですが、
残念ながら扱いが雑。

うーん…
もったいない。実にもったいない。

何故なんだ。

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posted by DM at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゾンビ映画 / B級

2012年09月10日

ゴアデッキ・アート展 開催!



YouTube - GORE DECK!!(PV)

日本初!残虐漫画家、氏賀Y太さんと
デスメタルアートの雄、江川敏弘さんの主催による
残虐デッキ・アート展。

2012年9月11日(火)〜23日(日)

デッキ・アートとは…
スケートボードの"板"の部分に描画、
装飾を施したもの。だ、そうで。
「ゴア」についてはお馴染みですね。
流血や血糊、転じて"残虐な描写"といったところ。

単純に"残虐アート展"であっても興味が沸くんですが、
何故にデッキ・アートなのか?
個人的に考えるには…
キャンパスを限定する事によって
構図や大きさに統一感と共に制約が生まれ、
各作家さんの個性が逆に際立つのではないかな、と。

あと、なんとなくお洒落じゃないですか。
ねぇ?

場所は東京都中野区「オメガアルゲア
これまたお洒落じゃないですか。

ギャラリースペースの他にBARがあり、
趣向を凝らした逸品、
「脳味噌イチゴミルクカクテル仕立て」が
味わえる様です。

詳しくはゴアデッキ公式サイトにて。

錚々たる作家陣の中にお知り合いがチラホラと。
みなさん、さすがですね…
お会いするのが楽しみです。サインください。

僕は22,23日頃に上京予定です。
みなさん、ご一緒にいかがですか?
posted by DM at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゾンビイベント

2012年09月09日

トロマ・エンターテインメント 無料動画公開中!

B級映画好きに知らない者はいないであろう
アメリカの映画制作会社「Troma Entertainment」が
YouTubeにて過去作200本の無料公開を始めました。
(ただし、日本語字幕無し、海外音声のみの模様)



YouTube - Killer Condom

なんと素晴らしい!

絶版だったりレンタルに置いていなかったりで
なかなかチェックする機会が制限されていました。
いや、しかし太っ腹ですねぇ。
若い世代の方にはあまり馴染みがなかったりします?
「悪魔の毒々モンスター」が最もメジャーでしょうか。

字幕が無いのは辛いところですが、
作品の雰囲気を味わうには十分すぎるサービス。

傑作揃い(B級的に)の作品群を是非この機会に!

YouTube - Toromamovies

個人的には、これほど良い英語教材は無いかな、と。
posted by DM at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ゾンビ日誌

2012年09月08日

第一回「好きなゾンビのタイプは?」

さて、ゾンビに関するアンケートです。
興味本位での実施ですが、
ご協力頂けますと助かります。

※結果はまとめて公表しますので、
その際にはコメントを引用させて頂きます。



(補足説明)

「ロメロ系」

いわゆる正統派。数の多さが強みです。
動きはゆっくり、頭は良くない。

例)ロメロ、ショーン・オブ・ザ・デッド

「ダッシュ系」

速い!強い!凶暴!のアクションタイプ。
一対一でも勝てないかも。

例)28日後、28週後、ラン・オブ・ザ・デッド

「半ゾンビ」

意識もバッチリ。しゃべったり踊ったり。
身体は腐るがイキイキしてるよ。

例)ゾンビ・ヘッズ、ゾンビ・ストリッパーズ

「アンデッド系」

脳みそふっ飛ばしてもまだ元気。
タフ過ぎて手に負えないぜ。

例)バタリアン、ブレインデッド

「クリーチャー系」

ただの死体じゃございません。
特殊能力に芽生えちゃうぜ?強いぜ?

例)バイオハザード、レフト・フォー・デッド

「細けぇこたぁいいんだよ」

なんか雰囲気とか状況がゾンビっぽい。
ゾンビか?と聞かれると違うかもしれない…
でもいいじゃん、面白ければ。

例)アイ・アム・レジェンド、処刑山

そんな感じで、まぁお気軽に。
"漢"はまぁ、その他って感じの項目ですので、
コメントに書いて頂けると嬉しいです。
タグ:ゾンケート
posted by DM at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | ゾンビ日誌

2012年09月07日

バタリアン 5



監督 : エロリー・エルカイェム
出演 : ピーター・コヨーテ、ジョン・キーフ 他

Return of the Living Dead:Rave To The Grave / 2006 Ukraine,Romania

前作からの正当な続編。
(らしい… 登場人物以外に意味はなさそう)
中途半端に真面目で堅苦しい駄作だった4から
なかなかに楽しめるホラー・コメディに一変しました。

前作との最大の違いは"サービス精神"でしょうか。
変に格好を付けない愉快な雰囲気が良い感じです。

ストーリーも新機軸。

あの「トライオキシン」からドラッグを作成(!)
個体、摂取量で差はあるもののゾンビを発症する者が。
ハロウィンを目前にばら撒かれ、
イベント会場は徐々にパンデミックの様相を呈する…

飲むドラッグ「Z」の登場は良いアイデアですねぇ。
発症や感染の自由度で、やりたい放題出来そうです。
その分、整合性は蔑ろになりますが、
そこはコメディの雰囲気が押しやってくれます。

まぁ、この作品の肝はコメディ感やホラー度ではなく、
"サービス精神"に尽きると思いますので。

・お約束通りのゴア表現

バタリアンの首が簡単に千切れますねぇ。
尖ったものが目とか頭に刺さりますねぇ。
拳銃で頭を貫通されまくり(結構簡単に倒せます)です。

・ナイスなコスプレ具合

チアリーダーの登場やハロゥインでの仮装で
素晴らしく良い衣装が盛り沢山です。
仮装ゾンビ、仮装犠牲者が愉快ですねぇ。

・歴代の魅力を再現

バタリアン・シリーズの名文句「ブレイーン」は健在。
後頭部噛み切りシーンをこれでもか!と繰り返し、
ついには「タールマン」まで復活しています。

タールマンは完全なコメディ要員で、
愛らしい姿を見せてくれますよ。ヒッチハイクとか。

・たぶん大予算

大勢のエキストラに大きなパーティー会場。
ひとりひとりのバタリアンメイクも丁寧ですし、
ヘリコプターまで登場します。

エキストラがボランティア参加だとしたら更に凄い。

・おっぱいがいっぱい

何故にこいつらはパーティーとなると
胸をほっぽり出すんでしょうか。基本なんでしょうか。
愛すべきバカビッチ達とドラッグ大好き男共です。

…と、まぁウリの多い作品ですね。

登場人物は前作の学生達とインターポールの二人組。
学生達は事件を引き起こし、恋人を守るのに奔走。
突然出てきた呑気で胡散臭いエージェント二人は
(コメディ要員の割には)
意外にも頼りになる活躍をしてくれます。
良い感じに安っぽくて好感が持てますよ、うん。

ほぼ全員の演技が微妙な感じなので、
逆に気にならないという良い塩梅です。ラッキー。

テンポが悪くない事とノリの良い音楽で
勢いがついているのが功を奏している様で、
放りっぱなしの伏線もまぁ… 気にはなりませんかね。

※時々、無駄な演出があるのはご愛嬌。
連続フラッシュの様な見難いシーンとかね…

初代の雰囲気をほんの少し漂わせ、
怖くはないがそこそこにゴアグロなシーンがあり、
主人公は冴えないが足りない部分は新キャラがカバー。

意外とバランスの取れた楽しい作品でしたよ。

んー、まぁ決して秀作とまでは言えないんですが、
僕は好きです、えぇ。

いや、まぁ、そこそこに… ですよ。

☆見所としましては

んー、タールマンですかねぇ。
本筋にほとんど絡んでこないという不敵さです。

あと、やっぱり衣装(仮装)ですね。
単純に見ていて楽しいので良いと思います。

☆総評としましては

★★+0.7 / この路線なら6もイケる。

くらいでしょうかね。

適度にはっちゃけた感じが気軽に楽しめます。
構えて見てしまうとこれまた駄作に思えるかも?

余裕を持ってテキトーに視聴する事をお勧めします。

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posted by DM at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゾンビ映画 / B級