2012年07月24日

ビッチ・スラップ 危険な天使たち



監督 : リック・ジェイコブソン
出演 : ジュリア・ヴォス、エリン・カミングス、アメリカ・オリヴォ 他

Bitch Slap / 2009 America

B級娯楽作の魅力にフォーカスした佳作。
美女、お色気、暴力、安いCG、訛った日本語…
コスプレにパロディ、銃撃戦からNINJA武器まで。

いやぁ、サービス満点ですねぇ。

主役はタイプの違う美女三人で、
この三人に全てを"預けた"って感じですね。
それもしっかりと意図的に。

ストーリーはなかなかに詠み辛く、
要所要所で過去の出来事を挟む手法。
荒野で組織のお宝を探す美女達と事の顛末…
少し謎めいた展開ではありますが、
気にせず、お色気やアクションを楽しみましょう。

この作品に肝要の"お色気"ですが、
とても健康的な描写なのが良いですね。
関係のなさそうなシーンで突如差し込んでくる
グラビア撮影の様なポージングやカメラワーク。
それがまた長い(笑)
これをちゃんと"わざとらしさ"として
演出してあるので、上手い効果だと思いました。

それにプラスして、
暴力や格闘シーンはなかなかにハードコア。
美女達が鼻血まみれってのも良いもんです。
(互角の殴り合いなので痛々しくもないですし)

全編を通して感じたのは、

"大作映画はお行儀良くやってりゃいいさ。
こっちは好きなように遊ばせてもらうぜ?
あぁ、でも笑わせたいしな。大衆受けは狙うぜ!"

みたいな、なんかこう。

色々と中途半端ではあるんですが、
総じて及第点を越えているので、結構楽しめますね。
見所は多いですし。

ただ、
終盤に向けて大ドンデン返しが用意されていて、
(見ているうちになんとなく予想もつきましたが)
ネタバラシされてしまうと
二度目の視聴はイマイチに感じるかもしれません。

あまりにもアレなので(笑)

とりあえず…
"ド"わざとらしい演出を好む人にはお勧め。
かもしれませんし、そうでもないかもしれません。

☆見所としましては

お色気シーンが始まる時に、
「さぁ、やるぜー?」みたいに音楽が鳴るんですが、
これがなかなかロックで良い。潔いね。

あとエセ日本人がロリポップなキャラで登場しまして、
「おじいちゃんみたいなおばあちゃん」みたいな
性悪オリエンタルビッチって感じで憎めません。

ブッサイクな造形だなぁ(笑)

☆総評としましては

★★+0.8 / そこそこ楽しめる。なにも残らないし。

と、いったところで、結構好きです。

「なんでやねん(笑)」なシーンも多く、
失笑気味にはなりますが、笑えますし、
それが"狙い通り"といったところでしょうか。

細かい粗は無視するか楽しむ。
それを前提にすると意外と完成度の高い作品でした。

カット割と画作りが上手い。うん。



YouTube - ビッチ・スラップ 危険な天使たち 予告編