2015年01月01日

来来!キョンシーズ



監督 : 朱克榮、周彦文
出演 : 劉致、、金塗、陳子強、鄭同村、劉至翰、顧冠忠、洪意原 他

來來殭屍 / 1988 Taiwan,China



第一回 幽幻道士登場!
第二回 真昼のベビーキョンシー
第三回 地獄のキングキョンシー
第四回 霊魂"フィフィー”登場!
第五回 チビクロ・キョンシーか?
第六回 戦え!テンテン道士軍団
第七回 悪漢コウモリ道士出現!
第八回 テンテンたちと海賊キョンシーの友情!?
第九回 仙人・ジジ助現る!
最終回 幽幻道士たちの旅立ち


幽幻道士(キョンシーズ)



幽幻道士(キョンシーズ)

監督 : 趙中興
出演 : 劉致、、金塗、陳子強、劉至翰、洪意原 他

殭屍小子 / 1985 Taiwan,China

幽幻道士2(キョンシーズ2)

監督 : 王知政
出演 : 劉致、、金塗、安安、劉至翰、洪意原 他

哈囉殭屍 / 1987 Taiwan,China

幽幻道士3(キョンシーズ3)

監督 : 周彦文、方耀徳
出演 : 劉致、、金塗、鄭同村、安安、洪意原 他

幽幻道士 / 1988 Taiwan,China

幽幻道士4(キョンシーズ4)

監督 : 蔡揚名、陳俊良
出演 : 林小樓、劉致、、金塗、安安、鄭同村 他

孩子王 / 1988 Taiwan,China

新・幽幻道士〜立体奇兵〜

監督 : 陳俊良
出演 : 李宜娟、蔡密潔、安安、鄭同村、陳子強 他

立體奇兵 / 1989 Taiwan,China




来来!幽幻道士」さん

2011年12月20日

ミュータント・ゾンビ・オブ・ザ・デッド



監督 : ジョン・バッド・カードス、マーク・ロスマン
出演 : ウィングス・ハウザー、ボー・ホプキンス 他

Mutant / 1984 America

過去のビデオ・リリース時のタイトルは
「ミュータント / 人類改造計画」だったようで、
DVD化に際して、わかりやすく改変された模様です。
ミュータントでゾンビでオブ・ザ・デッド、と
畳み掛ける様な胡散臭いタイトルですね。

「何にでもゾンビってつけやがって・・・」

そう思ったあなた、
ちょっとお待ち下さい。

僕もです。

どっこい、内容はスタンダードで
しっかりと作られたゾンビ(風)作品でした。
(風)と言うのも、決して悪い意味ではなく、
「ゾンビを強くしようと頑張ってみた」
的な、前向きなものです。

物語は古典的フォーマットに沿ったもので、

田舎町に遊びに来た都会っ子兄弟が
化学廃棄物によって変異した化け物に襲われる。
町では変死体や行方不明者が・・・

な、感じです。
ありがち、というよりは一種の舞台セットですね。

前半は都会っ子兄弟と町の人間、
悪者なんかとの人間関係を丁寧に描写しています。
前フリをしっかりと積み上げているぞ、うん。
悪者が絵に描いたように憎らしいのが良いですし、
どこか牧歌的な雰囲気を感じさせる風景が
後半にはどんな惨劇になるのかな・・・、と。

前半では化け物が姿を見せず、
モンスターやクリーチャー映画の手法。
怪奇感を煽った作りが心地良く、ちょっとドキドキ。
この辺までは、これゾンビ作品じゃないんじゃぁ・・・
と、ちょっと不安になっていたんですが、
化け物が姿を現しだしてからは、
間違いなく、ゾンビものになっていきました。
変異の様子や襲われる様、増えていく個体、等々。
終盤になると完全にゾンビ作品のソレですね。
追われる、囲まれる、立て篭もる、戦う。の超王道。
お馴染みのシーンがなかなか上質な仕上がりです。

普通のゾンビとの違いは実に明確でして、

1.肉のために捕食するのではなく、血液を求めて人間を襲う。
2.手から分泌する体液が熱く、掴まれると火傷する。
3.襲われた人間は基本的には死亡し、ゾンビ化しない。

と、いったところで、
捕食しないのでグロ表現は控えめ。
血や肉片が飛び散る事がないので
基本的には火傷でのダメージ描写が主となります。
掴まれた時の煙や音が痛そうで良いですね。
変異の様子は丁寧な特殊メイクが施されていて、
沸騰する血液で皮膚がボコボコっと。
マイルドながらも不気味さがよく出ています。

全体的な展開は標準のゾンビ作品ですが、
普通のゾンビにはない特徴から意表を突かれる事も。
他にも要所要所に変化球が仕込まれていて、
先の読みづらい作りには好感が持てます。

人間同士の対立や争い、協力する姿や
悲哀を感じさせるシーンもしっかりと作られていて、
人間ドラマも主軸として描かれています。

役者さんたちの演技、
表情や動きは少し大袈裟になされていて、
基本に忠実な確かな演技力、って感じでした。
"映画スター"というのがしっくりとくる懐かしい空気。

時々突っ込みたくなる展開やシーンもあるんですが、
そこは牧歌的に穏やかに流して頂いて・・・
非常に効果的に、上手く撮られている部分、
ピンチやヒーロー感、怪奇な雰囲気と
追い詰められる恐怖なんかを楽しみましょう。

カーアクションやラブロマンス、
格闘シーンなんかも随所に盛り込まれていますし、
ご家族やゾンビ映画ファン、ライトな方々。
グロいのは苦手、でもちょっとハラハラするのがいい。
そんな皆さんにも安心してお勧めできる作品でした。

うん、良作じゃないか。

☆見所としましては

やはり普通のゾンビにはない特徴、でしょうか。
車に群がってくるシーンでは、
そこそこ安心していたのに意表をつかれました。

あっ、そうか!

と、思いましたね。
してやられたり、ですよ(笑)

あと、動きが結構機敏なんですよね。
クライマックスのワラワラ感と
その後の動きが可愛くて良かったです。

☆総評としましては

★★★+0.1 / 懐かしさの安心感が。

目を見張る感動や衝撃はありませんが、
各要素が上手に盛り込まれていて、
それぞれの仕上がりも十分な及第点。
最近のゾンビ映画では味わえない郷土感、
の、様なものを感じましたね。

80年代、というと
映画は娯楽産業の花形。映画黄金期のちょっと後。
な、イメージですが、
だからこその"こなれた感"が親しみやすく、
実に自然に楽しめる、良い作品だと思います。