2011年08月16日

ランド・オブ・ザ・デッド



監督 : ジョージ・A・ロメロ
出演 : サイモン・ベイカー、ジョン・レグイザモ、アーシア・アルジェント、トム・サヴィーニ 他

Land of the Dead / 2005

これはかなりの傑作。
弱いゾンビ達が徐々に知恵をつけて反撃。
さすがは"of the Dead"三部作の始まりですね。
ただ順番的にはこれが最後に来る様な?
世界観的にもゾンビの進化的にも。
感情や知恵の面でも三部作中で最も豊かなのでは。

※三部作とはいえ
ランド〜と以降の二作は繋がっていない様です。
実はこの作品で全て完結しているのでは。

ゾンビが蔓延した後の世界にも貧富の差があり、
一部の富裕層は安全と贅沢を確保している。
いつの時代も虐げられるのは"弱者"ということか。
そんな事を考えさせつつも
とにかく絵的に素晴らしいのがこの作品。
なんだこのゾンビの完成度は。
凄い、凄すぎるぜ。
ゾンビ界のヒーロー
トム・サヴィーニも出演していますし、
映像のセンス、ゾンビの個性
どれをとっても超一級じゃないでしょうか。

うん、お気に入りになりそうです。
これで近年の三作は一度見ましたので、
次は初期の三部作を見て行きましょう。

そしてまた戻ってくるぞ。

2011年07月19日

ダイアリー・オブ・ザ・デッド



監督 : ジョージ・A・ロメロ
出演 : ミシェル・モーガン、ジョシュ・クローズ

Diary of the Dead / 2008

さぁ、駆け足で進めて参ります。
今日はダイアリー・オブ・ザ・デッド。

ロメロ監督のオブ・ザ・デッド三部作の二作目。
前作「ランド・オブ・ザ・デッド」は単体で、
「ダイアリー」と「サバイバル〜」は続編らしいです。
この二作は完全に同じ世界観と時間軸なんですね。
違うのは登場人物とシチュエーション。

この映画はフェイク・ドキュメンタリー形式で、
大学生の撮影という設定。
でも映像は鮮明で編集もOKというご都合主義。
その理由付けのための無駄なシーンも多く、
テンポが悪くなる。
結果、中途半端な臨場感になってしまったという印象。
僕は世界観に入り込めませんでした。

フェイク・ドキュメンタリーって
相当にうまく作らないと難しいと思うんです。
大胆には演出できず、娯楽にはなり得ない。
現代社会への皮肉や
ゾンビ世界への考察が中心になる作りかなぁ。
やはりロメロ監督はメッセージ派なんでしょう。

悪く言ってしまうと「サバイバル〜」への前フリ映画。
(これ一作でも十分成り立っています)
僕にはあまり合いませんでした、が
これを見た後にすぐ「サバイバル〜」を見たくはなりました。
この作品もジワジワと面白さがわかってくるのかも。

2011年07月18日

サバイバル・オブ・ザ・デッド



監督 : ジョージ・A・ロメロ
出演 : アラン・ヴァン・スプラング、ケネス・ウェルシュ 他

Survival of the Dead / 2009

まずは最新作、サバイバル・オブ・ザ・デッド。
なかなか安定感のある作品。さすがベテラン。
基本的には人同士の対立があり、
そこにゾンビ現象を織り交ぜた様な映画・・・
と、言うにはゾンビへの思い入れが随分強い。
このあたりが"さすが"なんでしょうね。

ゾンビを扱い慣れている印象。老獪でユニーク、
それでいて少し物悲しい。
「ゾンビをどう扱うか?」が尾を引く本作。
ロメロ監督はメッセージ派なのでしょうか?
それとも今までの映画でゾンビを粗末にし過ぎた?

他のロメロ作品を意識せずに見た感想としましては
人間ドラマとしてはありきたり。退屈はしないけど特に感動もない。
でも、だからこそ隣のお家事情的なリアリティがある。
そしてそこにゾンビが混ざると・・・
なにか様式美というか御大のゾンビ愛というか
心地よいものを感じました。

ゾンビを想像の産物、フィクションの世界とは割り切れない「なにか」
それは御大がゾンビ映画と共に生きて来た"証"の様なものなのでしょう。

他のロメロ作品を見たいと思わせてくれるには十分な完成度でした。
一度目の感想は内容には触れず、この辺にしておきます。

ジョージ・A・ロメロ

さて、ゾンビ界の神様。
天才!ジョージ・A・ロメロについて。

僕は彼をほとんど知りません。
僕が自分を「ゾンビビギナー」と名乗る理由の大半じゃないでしょうか。

御大の作品は少なからず目にしているはずなので、
このブログを機会に勉強してみます。
とは言え、娯楽を勉強?という疑問が付き纏うので、
楽しんでやってみたいと思います。

アプローチとしましては

最新作から逆順に視聴、処女作を見たら折り返す、と。
その中で気に入った作品を更に見る。
一回目の視聴からレビューを順次掲載し、
折り返し後に別記事としてもう一度レビューを掲載。

これで行きたいと思います。
要は二回、知識なしとありの状態でレビューすれば
感想の変化が必ずあるんじゃないかと。
そしてそれは参考になるんじゃないかと。

そんなコンセプトでロメロ・レビューを開始。

超も超な大物作品ですので、なにかとやりにくいですが
できるだけ素直な感想を載せていきたいと思います。

二度目の視聴前にアドバイス等がありましたら
よろしくお願いします。