2011年07月23日

バイオハザードIII



監督 : ラッセル・マルケイ
出演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター 他

Resident Evil: Extinction / 2007

さて、三作目です。
今回も始まりには緊張感のあるシーンを・・・
と、いう事なのか、一作目のシーンを再利用。
(回想ではなく、一応は必然性のある描写ですが)

前作「アポカリプス」より数年後、
ゾンビと人の勢力図は完全に逆転した模様。
終末観の漂う、砂埃まみれのゾンビ群は非常に良い。

荒廃した風景を颯爽とバイクで旅するアリス。
そして現れる無法者。
いや、某世紀末救世主物語の様です。
無法者の中にはご丁寧にもモヒカンが・・・

あんたら日本大好きだろう。

前作のラストで見せた通り、
アリスは超絶パワーアップしています。
蹴り一発で人を殺すアリス。
「おまえはもぅ・・・」いや、言いませんが。怖い。

なんだ、その髪型は。
ミラがおばさん化しています。残念。
いや、世紀末ぽくしたのはわかるんですが。

まぁいいや。

一、二作目のレビューでは敢えて書きませんでしたが、
ゾンビ犬の造形がとてもいいです。怖い、強い。
そしてカラスの描写も素晴らしいものがありました。
原作ファンにはお馴染みの強敵達です。

肝心の人型ゾンビは、といえば
集団での描写が主になっており、なかなかの扱い。
ただ、今作でも後半のメインはお馴染みのボスキャラと
脅威のダッシュ力を見せる新型ゾンビになります。
この辺はいかにもゲームの設定ぽくていいですね。

全体としては破綻した終末世界を描きたかった。
のかもしれませんが、
イマイチ絶望感を感じられません。
所々に見せ場のシーンを散りばめて繋げた様な。
とはいえ、この「見せ場」のシーンは素晴らしく、
冒頭のゾンビ犬やカラスの大群、ゾンビの群衆など、
かなり見応えあり。

ダッシュゾンビはあまり好きじゃありません。
ただの殺人鬼集団にしか見えませんでした。

☆オススメとしましては

力の入ったシーンが数多く、映像に迫力あり。
カラスの大群シーンは稀に見る出来栄えだと思います。
クライマックス"前"の
ゾンビの群れに突っ込むシーンも実に素晴らしい。
この二箇所だけでも今作を見る価値は十分にあります。

ボスキャラ云々のくだりは蛇足ではありますが、
良くも悪くも"バイオ"なので仕方がないですね。

☆総評としましては

★★★+0.3 / 絵的には素晴らしい

ホラー要素はもう何処かへ無くしてしまいました。
戦争アクション、
特殊コマンドー対モンスターでしょうか。

「ゾンビもまぁまぁ出てきますよ。」

と、いう事でこの評価となりました。
そして次作に続く・・・。うーん。期待薄。
因みに、
エクスティンクションは「絶滅」の意だそうです。
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2011年07月21日

バイオハザードII アポカリプス



監督 : アレクサンダー・ウィット
出演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ、シエンナ・ギロリー 他

Resident Evil: Apocalypse / 2004

シリーズ最高傑作。

前作から飛躍的にゾンビ度がアップしています。
と、いうのも過去のゾンビ作品へのオマージュ、
どこかで見た様な設定やシーンが目白押しです。
墓から死体も這いずり出すぞ!

今作の舞台は市街地に協会、学校、ヘリポート。
そして街は封鎖されているというツボを押さえた設定。
ゾンビの造形も良く、期待できます。
そこにバイオならではのクリーチャーも迫る。
ハラハラさせてくれます。

原作ファンにはおなじみのラクーンシティ。
ジル・バレンタインも登場します。

このジル役のシエンナ・・・
似過ぎでしょう。
見た目はゲームのジルそのまんまです。
(ちょっとメイクは濃いかな)
所々でクサい演技をしてくれますが(笑)
別撮りなのかしら?

キャラ設定は少し変わっている様です。

今回の登場人物はそれぞれに深みがあり、
特に悪役の人が良かったです。
魅力ある役者さんが数多く出ている印象。

そして今作もミラ。
やはりミラ・ジョヴォヴィッチですよ。
ハリウッド・クンフー、略してハリカンで大暴れ。
彼女だけ別の映画の様に扱われています(笑)
ジャッキーかブルース・ウィリスか。
ゾンビ+肉弾アクションはなかなか相性が良い様です。

ただ、後半になるほどゾンビは影を潜めてしまいます。
メインの敵はアンブレラとクリーチャー。
このクリーチャー「ネメシス」がターミネーターばりの脅威です。
原作では散々脅かされました。

「ぇー」な所も多いですが
全体的にはよくまとまっており、
またしても次作へとバトンをつなぎます。

☆オススメとしましては

ミラのアクション。
前作で評判が良かったのか、全開です。
他の役者さん達も魅力的で今後も見てみたい。
特にシエンナ。
「ファック」を吐き捨てるジルは必見ですよ。

☆総評としましては

★★★+0.7 / 原作好きだし、ミラ好きだし。

前半はちゃんとゾンビ映画してますし、
後半に向けてアクションメインになるのも
メリハリがあっていいと思います。

ただ、次作がグダグダになるのは間違いない(笑)
因みに、アポカリプスは「黙示録」の意だそうです。
posted by DM at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ゾンビ映画 / A級

バイオハザード



監督 : ポール・アンダーソン
出演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス 他

Resident Evil / 2002

さて、今更ながら「Resident Evil」シリーズ。
まずは僕が原作ゲームのファンだということ。
おそらく採点的には甘くなります。
原作を未プレイの方には参考にならないかも。

一作目は良くも悪くも劇場向けの作品。
商業的な制約がプンプンします(笑)

基本的にグロ表現は少なく(ほぼなし)
そのシーンも残酷ではあるもののキレイな描写で、
苦手な人にも余裕で見れるレベルなのでは?
うん、とにかく描写が綺麗すぎて臨場感はない。
いかにも「映画の中の世界」といったところ。

肝心の内容としましては、あまりゾンビ作品じゃない。
サバイバル・アクションのジャンルに
ゾンビを嵌め込んだ様な形。
別に相手はエイリアンでもいいんです。地底人とか。
ゾンビが人を食べない。仲間を増やすのが目的なのか?
とりあえず襲いかかってはきます。噛まれます。
が、ゾンビ的な表現力は実に乏しく、そこは残念。
まぁこれも商業的な理由なんでしょう。

それでもなかなかに見所は多く、
原作ファンは「ニヤリ」と出来る箇所がちらほら。
基本的には「ビクッ」とさせる演出がメインなので
おどろおどろしいのが苦手な方には安心です。

そしてミラ・ジョヴォヴィッチの魅力が全開。
"蹴り"でゾンビを倒せるのは
彼女かミルコ・クロコップくらいでしょう。
視線の強さと影のある表情が今回の役にピッタリだと思います。
更にはミシェル・ロドリゲスの存在感が今作品随一。
この二人を同時に見れるだけでも価値ある映画です。
あとのキャストはおまけですね。(失礼)

後半になって少しダレるんですが、
そこからなんとなくB級感が漂います。いいね。

☆オススメとしましては

もう、ミラ。とにかくミラ・ジョボヴィッチ。
この一作目が最も美しいアリスを演じています。
ほとんど肉弾戦の彼女が拳銃を撃つ時、
一発毎に目を瞑るシーンが超チャーミングです。
この人じゃなかったらミシェルに主役を喰われてたかも。(ゾンビだけに)

☆総評としましては

★★★+0.5 / なかなか頑張った!

うん、結構面白いです。
ゲームの映画化という難度の高い作業を
オリジナルのアイディアでうまく作り上げた感じ。
全体的に別物になってはいますが、
原作ファンへのサービスもあり。
(ただ、アンブレラのロゴは出し過ぎで萎える。)

今作はゾンビファン的にはイマイチでしたが
ゾンビ映画をメジャーに再浮上させた様な所もあり、
次作ではゾンビ作品へのリスペクトを感じる事も出来ます。

シリーズを見るためには必見の導入作品。
posted by DM at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ゾンビ映画 / A級

2011年07月13日

ゾンビランド



監督 : ルーベン・フライシャー
出演 : ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン 他

ZOMBIELAND / 2009

なんだこの心地いい映画は・・・
もぅ最高。

オープニング映像から超A級と見て取れるんですが
終始完成度抜群の傑作映画です。

映像は美しく(芸術的という意味で)
音楽は素晴らしく(なにその最高の選曲)
登場人物スゲー!(超豪華キャスト)

この映画の心地よさを記事で表現するならば、
それは"オトボケ感"でしょうか。
会話や映像にフフッとした笑いが詰め込まれてます。
それでいて肝心な所は締める。絶妙のバランス。

ゾンビ映画というにはゾンビが脇役過ぎるんですが、
そんな事は忘れてしまいましょう。
ちゃんと見せ場もありますし。

"世紀末ジャーニー"と言った方がしっくりきますね。
それとも"アメリカン・青春・グラフィティ"か。

だがそれがイイ!

キャストにはあまりこだわらない方なんですが・・・

主人公の彼といい・・・
ナチュラル・ボーン・キラーズの彼といい
はまり役のエマ。
存在感抜群の子役、アビゲイル。

まさかのビル・マーレイまで!

期待感100%でお贈り致します。ってなもんですよ。

語るとキリがなさそうなのでまとめます。

☆オススメとしましては

物語全体の空気感、ですね。
映像、音楽、セリフ、人物、ゾンビ。
全てが調和した完璧な世界観!ブラボー!

☆総評としましては

★★★★+0.5 / 何度でも観れる、観たい!

★x5じゃないのはゾンビッシュ的にです。
ほんとは満点。

「恐怖」や「コメディ」を目的としないゾンビ映画は異端だと思うんですが、
その中でも群を抜いた完成度でしょう。

いやぁ、映画って、本当にいいものですね。
いい夢見れそう。



DVDはこちら

公式サイトはこちら(オススメ)

(追記)

劇場で彼女と観れば良かった。

(更に追記)

いないけど。



YouTube / Zombieland Trailer #1
posted by DM at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ゾンビ映画 / A級