2012年07月27日

フィースト2 -怪物復活-



監督 : ジョン・ギャラガー
出演 : ジェニー・ウェイド、ダイアン・ゴールドナー 他

Feast 2: Sloppy Seconds / 2008 America

前作からの正当な続編。
馴染みの登場人物もチラホラと…

相変わらず先の詠めなさは健在で、
"なんてこった!"のオンパレードです。
最低の展開と絵面を惜しげもなく投入した
実にスペシャルな逸品。

内容は前作のネタバレになっても困るので割愛。
と、言っても…
立て籠もって逃げて殺されて、
立て籠もって死んじゃって逃げて頑張って。
みたいな感じなのでアレですが。

登場人物のキャラは濃く、それぞれがとても魅力的。
特に赤毛の刺青女と前作の裏切り者のあの人。
この二人が見たくて何度も観てしまいますねぇ。

序盤は前作の"ツケ"を上手く利用して展開し、
後半にはまぁ"ケツ"が目立っていますが
どうでもいいですね。すみません。

スケールはほんのちょっとアップして、
ロケーションは町に。クリーチャーは集団発生。
って感じで。

映像はエグく、グロく、汚い。
なんて言うか、こう、ゲロまみれですね。
お食事中の視聴はお勧め出来ません。

※特殊メイクのレベルはやはり高く、
時々、意図的なのかチープにもなります。
なんかホッとするよね。うん。

所々でサイケだったりバカっぽかったりの
映像が挿入されるんですが、
これはちょっと狙い過ぎだと思いました。
まぁ、これも息抜きですね。たぶん。

前作との最大の違いはホラー要素がかなり薄い事。
うん、ちょっとドキドキしますが怖さはないですね。
敵が少し弱くなっている事もあって、
おふざけの出来る余裕と言いますか、
ヴァイオレンス・ゴアグロ・コメディって感じ。
…の割には緊張感があるので、なんか特殊な環境です。

視聴する際の注意点として…
汚物感の強い映像もそこそこ多いですが、
タブーへの真っ向勝負がお好きなようで、
その点ではやはりダメージを受けますね。
まぁ、ちょっとだけ。
ただ、基本的に明るい雰囲気で進行する場面が多く、
あまり尾を引きません。
苦手なシーンはさらっと受け流してしまいましょう。

んー、これがシリアス路線だったら…
それはそれで凄い作品にはなりそうです。

最後が投げっ放しジャーマン風に終わるので、
これは続編に期待せずにはいられません。
次はどう攻めてくるのか・・・
いや、楽しみです。

☆見所としましては

とにかくセオリーをぶっ壊したがる構成ですね。
細かな粗も大きな粗も意に介さず、
「こうやりたいんだよ!」
を突き進む手腕はお見事です。

そして画作りは上手い。
劇場の大画面を意識した映像だったと思いますね。
まぁ、本国では上映がなかったらしいですが。

あと、突然のおっぱい要員化には驚いた。
意外なタイミングすぎて、めっちゃ見ちゃいましたよ。
思う壷だねぇ。

☆総評としましては

★★★+0.1 / ひっくり返る面白さ。

予測不能のはちゃめちゃな展開とアイデア。
B級としても実に個性的な作品ですねぇ。
視聴者と制作側のガチンコバトルって感じで、
サービス精神は旺盛かつ捻くれている模様です。うん。

これぐらい上手く無茶をしてくれると面白いですね。
好きです、このシリーズ。

完結編では、はたして…?


(追記)

原題のサブタイトル"Sloppy Seconds"には
「日陰者」「脇役」「B級」という意味と、
「二番目の性交相手(一番目の直後に)」の意味が。
どちらもこの作品に合った言葉だなぁと感心しました。

続編(二番目の〜)で前作の余韻をかき乱す、的な。
デリカシーの無さがよく現れていますねぇ。
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