2012年01月21日

L.A. ZOMBIE



監督 : ブルース・ラ・ブルース
出演 : フランソワ・サガ 他

L.A. ZOMBIE / 2010 United States,Germany

「なんだこりゃ?」的な謎の映像作品。
基本的にはガチムチ系のゲイ・ポルノ・・・
とは言い難い、理解できない変わった趣向の一品です。

ホームレスのゴリゴリマッチョが主人公
兼、モンスター。
通常時は「そんなゴツいホームレスいねぇよ!」ってな
男前で目の綺麗なアニキがフラフラと所在なく歩き、
死体を見つけては悲しそうな顔をしたりなんかして。

そんでもって 死体の傷穴におチ○コをブチ込む と。

いや、なにを言ってるかわからないかも知れませんが
本当にそういう作品なんですよ、奥さん。
僕の頭は正常ですとも。

こう書いてしまうと変態ポルノかと思われますが、
物悲し気な雰囲気の映像と音楽で
なんとか芸術っぽく仕上がっているという・・・
実に危うげで挑戦的・独創的な作品だと解釈しました。

主人公には終始セリフはなく、
脇を固めるマッチョさん達もほとんどしゃべりません。
映像でストーリーがわかるかと言われると、
そうでもなく。
主人公の姿が入り混じって交錯するので、
とりあえず頭は「???」となる事でしょう。
まぁいいじゃないですか・・・
なんとか雰囲気を掴みましょう。

ポルノ的なシーンが作品の大部分を担いますが
個人的に残念だったのが、怪物主人公のおチ○コが
特殊メイクのかぶり物だった事。
タコの足の様な形で先細り、先端は鷹の爪みたい。
射精(?)と思われる描写は、
赤黒いおしっこを撒き散らす感じで行われるので、
性的なインパクトが薄れてしまった気がします。

ポルノじゃないからそれが正解なのか?

まぁいいや。

なかなかぶっ飛んだ展開を繰り返すので、
着いて行くのはおそらく無理でしょう。
僕は不条理な状況を"心象風景"と捉えて視聴しました。

ポルノ的な描写は後半になるほど激しくなり、
タコチンコをお口に含んだり、乱交やキスシーンも。
全てガチムチの男同士のカラミですのでお間違え無く。
(主人公はクリーチャー的な怪物姿)
最初は「穴があったら突っ込んどけ」って事なのかと
思ったのですが、どうも違った様ですね。

僕はホモビデオをあまり見た事がありませんが、
萌えるか?萎えるか?と言われると後者の感想でした。
いや、まぁこの作品はそういった趣旨のものではなく、
実に芸術然とした、才能と情熱を感じさせるものでした。

うん、情熱。芸術表現への情熱を感じましたね。
この監督さんは様々な芸術活動をされている様です。
写真作品には非常に興味が沸きます。

とにもかくにも、この映画に関しては
不可解なゲイ・アートといったところでした。

ゾンビはあまり関係ない。

※タイトルに「ZOMBIE」とあるので、
便宜的にゾンビ映画としてカテゴライズしました。

☆見所としましては

まぁ、ガチムチのホモシーンでしょうか。
ゴリマッチョな男四人が血の海で悶え苦しむシーンは
なかなかシュールかつ、
肉体的に迫力があってよかったです。

☆総評としましては

★★+0.2 / Don't think FEEL!

一般的な感性を持っていると思われる人には
あまりお勧めできないかもしれません。

上映拒否やマスターの焼却処分をされたなど
なかなかの問題作扱いをされているそうですが、
それほどの衝撃は感じませんでしたねー。

物珍しく、
芸術感も味わえるという意味ではお得な一作。

そうそう・・・
おチ○コだけに「かぶりもの」か・・・
やかましわっ!!とは、一応ツッコンでおきましたよ。

ご安心下さい。



YouTube - Bruce LaBruce's L.A. Zombie - 2010-
posted by DM at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ゾンビ映画 / C級
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