2011年12月08日

ジェニファーズ・ボディ



監督 : カリン・クサマ
出演 : アマンダ・セイフライド、ミーガン・フォックス 他

Jennifer's Body / 2009 America

かなりの秀作。
悪魔憑き女のお色気トラップな人喰い作品。
でもメインはそこじゃない、と。

主役(ヒロイン)はジェニファーではなく、
親友のニーディの模様。演技力良し。
彼女の独白と回想で物語は始まります。

ティーンエイジャーの青春グラフィティに
オカルト・ホラーが混ざった様な作りで、
主軸はジェニファーとニーディの捻れた友情。
ジェニファーは普段からビッチなモテキャラで、
ある事故(事件)をきっかけに悪魔に憑かれる。
ニーディはそんな彼女に戸惑いながらも
恋人との日常、彼女との関係を続けて行く・・・

と。で、まぁ、
その日常が徐々に崩壊していくわけです。
悪魔に憑かれたジェニファーは
持ち前の色気を使って男をたぶらかし、
誘惑しては「キシャーッ!!ガブッ!」みたいな。

ホラー部分が良いスパイスになっていて、
学園、友情ドラマの出来栄え、と、いうか
全体的に非常に丁寧で完成度の高い雰囲気が心地良く、
明るいシーンと、暗く恐いシーンのバランスが抜群。

お色気シーンは控え目ながら、
中盤にあるレズシーンは妙に力が入っています。
なぜだろう。女性監督の成せる業か。
他のシーンを見ても、
この監督さんは素晴らしいセンスですね。
"実力派"って感じです。

ドラマ仕立ての物語は実に自然に展開し、
最後にはちょっとしたどんでん返しが。
うーん、構成が上手い。
ティーンな女の子の友情は裏腹に・・・

セリフ回しも気が利いていますし、
主役の彼女の演技は素晴らしかった。
ジェニファーも小悪魔ビッチらしくて良い。
脇を固める人達のキャラに嵌った演技もグッド。

なんというか、
才能溢れる人達が集まって作った。
そんな作品ですね。

☆見所としましては

ドラマ部分の完成度がやたらと高い。
時々、ホラー作品なのを忘れるほどですが、
それがベースにあるので、ホラー部分も底上げ。

主演のアマンダ・セイフライドの演技力で
リアリティというか、臨場感があります。
ジェニファーとニーディのバトルは必見。
スーパースローで良い表情。いや、形相。

ジェニファーの悪霊憑き後の初登場シーンは
超ゾンビっぽい見た目に吐瀉物も発射。
真っ黒な血をドバドバと吐き出すとは・・・

やるね。

人喰いシーンもあります。
グロとセクシーは、
ご家族で見るにはギリギリアウトくらい。かな?

音楽が多用されていて、どれもなかなか良いです。
シーンによってはちょっと違和感もありましたが、
盛り上がる選曲は見事ですね。
サントラが出ている様なので、気になります。
劇中に登場し、惨劇を引き起こすバンドの曲が
ちょっとコールドプレイっぽい。
歌いながらアレするシーンはサイコっぽくて良かった。

見所多いな、うん。

☆総評としましては

★★★+0.6 / 繰り返し見ても面白い。

青春グラフィティ+オカルト・ホラーの
見事なミックス。
あらゆるシーンの絵面も美しく、
見応えのある、なかなか素晴らしい仕上がり。

この監督さんの作品は要チェックですね。



YouTube / ジェニファーズ・ボディ 予告編
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