2011年10月09日

ハウス・オブ・ザ・デッド



監督 : ウーヴェ・ボル
出演 : ジョナサン・チェリー、オナ・グローアー 他

House of the Dead / 2003 America

SEGAのアーケード・ガンシューティング
「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」が原作、らしい。
内容的にはほぼ無関係なんだと思いますが
ゲームが原作、というのを強く押し出した、
なかなか異質の仕上がりの作品でした。

CAPCOMがバイオハザードの映画化で大ヒット
ならば・・・、と思ったかどうかは知りません。
原作ゲーム同様の格の違いは感じますね。
格、というか予算というかセンスというか。
B級好きにはこちらの方がグッと来るかもしれません。

ストーリーは超ゲーム的で好感。
いや、全然おもしろくはないですよ。
「ゲームにすると面白いかもしんない」
そんな表現がしっくりくる程度の内容です。

-あらすじ-

女目当ての男性陣とお気楽ビッチーズが
いわく付きの孤島で野外パーティーをやってたら
なんかゾンビみたいなのが出て来てキャーっ!
後から島に着いた奴らもギャー!
でもなんかいっぱい武器が出て来てウラーっ!!
黒幕出て来てトリャーっ!

以上。

演出は様々な映画から取って付けた様な印象。
トゥームレイダー、マトリックス等々の映像的な
パクり演出を低予算でがんばってます。うん。
ただ全体的にはおそろしくまとまりが無い。
そこに意味のわかり難い原作ゲームの映像を
サブリミナル調に入れ込む、という非凡なセンスです。

いや、これは悪い意味で。

ゲームの宣伝のためとか
なんかそんな事情があるのかもしれませんねぇ。
失敗ですねぇ。
そんなカットを入れなくてもゲームっぽい雰囲気は
非常にうまく出ていたと思うのですが。
そのへん、ちょっともったいない。

そしてゾンビの描写はあまり良くない。
(メイクと造形はなかなか良い)
原作同様、クリーチャーな表現ですね。
走る、跳ぶ、泳ぐ、武器を使う、集団。
後半は特に「ヤられるために出て来ます」的な。
ガンシューっぽい登場の仕方のシーンは少しニヤリ。
グロは控えめ、最後だけ。

戦闘シーンにはかなり力が入っていて、
この作品のメイン・イベントとなっています。
活発に襲ってくる大量のゾンビ達に
主役チームが横一列で銃を乱射するシーンがグッド。
個々に複数のゾンビをボコっていく様子も
何故かのストップモーションでなかなか魅せてくれます。
うんうん、これは意外な名シーンですよ。
ただ、ちょっと長くてクドい。

そんなこんなでそこそこ面白いんですが、
登場人物達の行動原理があまりに意味不明で
見てて少しイライラしました。
そんなに細かい事は気にしない派なんですがねぇ。

とにかく言えるのは
この映画を元にゲームを作ると面白いんじゃないか。
逆に。って、事ですかねぇ。

☆見所としましては

ゾンビのジャンプ力が凄いです。
なんだそのワイヤーアクションは。
うーん、このゾンビの動きは珍しい。

あと、銃の命中率が半端ないです。
全員が元殺し屋かなんかかもしれませんよ。

☆総評としましては

★★+0.8 / 意外と面白かった。意外と。

全く期待せずに見たおかげで(失礼)まぁまぁ。
集団戦闘のシーンは一見の価値ありですね。
うん、そこだけ時々見る事にしますかね。

いろんな映画の要素をパクったりはしていますが
ゲームの雰囲気をなんとか表現した監督はお見事。
制作の苦労が垣間見える様な気がします。
いや、がんばった。

あぁ、でも音楽はぜんぜんダメ。ぜんぜん。
posted by DM at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ゾンビ映画 / B級
この記事へのコメント
パッケージは面白そうなのにね、ちょっと残念な感じの映画なのかなー(笑)私も結構前から注目してた映画なだけに迷うね(^_^;)
ゾンビ映画って似たようなタイトル多くてどれ見たか忘れちゃわない?DMさんは何かにメモったりしてるの?
Posted by sky at 2011年10月10日 18:52
いや、意外と面白いですよ。
完成度はちょっと、いやだいぶ低いですが(笑)

ここがまさにメモですよ、えぇ。
同じタイトルでリメイクとか、
まぁ色々と不親切な場合もありますしね。
Posted by DM at 2011年10月15日 09:37
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